契約社員とは?正社員やアルバイトと契約社員の違いについて
契約社員とは有期の雇用契約を結んで仕事に従事する労働者のことを指します。いわゆる非正規の雇用形態です。求人情報などを見ていると、雇用形態を「契約社員」としているのを見かけますが、契約社員という名称は労働基準法などで明確に定められている訳ではありません。
契約社員の特徴
契約社員という名称はアルバイトや嘱託社員と同様に明確な定義づけがありませんが、多くの場合は「正社員に近い勤務形態での非正規雇用」という形で使われているようです。
求人情報などで「契約社員」の案件を見かけたら、非正規だけど勤務はフルタイムに近く給与も月給制の仕事と考えていいでしょう(例外もあり)。
社保完(社会保険完備)であるかどうかは会社によって異なります。
正社員との違い
正社員と契約社員の一番の違いは雇用期間の違いです。正社員は雇用期間に限りがないのに対して契約社員は有期の期間となります。
パートやアルバイトとの違い
アルバイトと契約社員の違いは明確にはありません。どちらも有期期間の直接雇用であり、労働基準法などによる定義づけがないためです。
ただ、一般的にはアルバイトよりも契約社員の方がより正社員に近い形での勤務体系になるケースが多いようです。給与形態はアルバイトが時給が多いのに対して、契約社員は月給制が中心です。また、勤務日数も契約社員の場合はフルで入るケースが多くなっています。
派遣社員との違い
契約社員は(非正規ではあっても)企業との直接雇用にあたりますので、派遣社員とは明確に意味合いが異なります。