【限定社員とは?】 メリットとデメリットは
限定社員とは、働く地域や職種を特定した働く雇用形態です。地域を限定して働く場合を地域限定社員と呼びます。最近はあまり使われなくなりましたが、限定社員のことを「ジョブ型正社員」と呼ぶ場合もあります。
限定社員のメリットは?
労働者側から見た限定社員のメリットは、現在がアルバイトの人であれば、福利厚生が受けられるなど待遇面で改善されること、現在が正社員の人であれば、自分の意思に反した転勤や部署の変更などに従う必要がないこと、などが挙げられます。
一方、経営者側から見た限定社員のメリットは、正社員を限定社員契約にすることで賃金面での経費削減が出来ること、事業所を閉鎖する場合などに解雇しやすいこと、などを挙げることが出来ます。
限定社員のデメリットは?
労働者側から見た限定社員のデメリットは、現在が社員の人であれば給与が低く抑えられてしまうことが挙げられます。また、自分の勤めている工場や営業所が閉鎖した場合に、転勤出来ずに解雇されてしまう点もデメリットの一つでしょう。
経営者側から見た限定社員のデメリットとしては、アルバイト契約の社員を限定社員契約にした場合に、福利厚生や給与面で経費が増えることや、アルバイトに比べて解雇しにくくなる点が挙げられます。