履歴書に印鑑(押印)は必要か?
履歴書に印鑑を押す必要があるかどうかは疑問に思っている人が多いようです。これは、結論から言ってしまえば、現在では履歴書や職務経歴書に押印の必要はありません。
何故、履歴書から押印欄が消えたのか
以前(10年以上前)の履歴書には名前の横に印鑑を押す欄があったのですが、現在の履歴書のフォーマットでは押印欄はなくなっています。これは平成9年に閣議決定された「押印見直しガイドライン」によるものです。
この決定によって、履歴書や職務経歴書に押印の必要が無くなりました。平成9年以降の履歴書のフォーマットもこれに倣っているはずです。以前の押印欄のある履歴書を書いたことがある人にとっては、少し違和感があるかもしれませんが、原則として印鑑を押す必要はありません。
実際に履歴書を書く場合の対応
ただ、もし自分の使っている履歴書に押印欄があった場合には印鑑を押して提出した方がいいでしょう。上記の「押印見直しガイドライン」は広く知られているものではないため、採用担当者が押し忘れてと認識してしまう可能性があるためです。
最後に結論をまとめておくと、履歴書に押印欄がある場合は印鑑を押す、押印欄が無い場合は押す必要がない、ということになります。