出版社スタッフは編集および事務の仕事
本や雑誌の編集および事務、雑務などを行うアルバイトです。もちろん営業の仕事もありますが、バイトとしての募集は少ないでしょう(正社員が中心)。将来、出版社に就職したいと思っている人にとっては経験を積むうえでもオススメのバイトになります。
事務や雑務の仕事は未経験者でも出来ますが、編集の仕事は経験者のみの募集であることが多いです。
マスメディア関連の仕事の一つとして人気のある職種で、少ない応募枠に多数の応募が殺到することも少なくありません。
サッカーを知らない人がサッカー雑誌の編集が出来ないように、担当する本や雑誌に関する詳しい知識が求められます。サッカー雑誌の他、音楽雑誌やファッション、映画、ゲーム雑誌なども同様です。もちろん、DTPのように編集に関わる技術も習得している必要があります。
仕事内容 | 本や雑誌の編集、その他事務や雑務など |
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必要な資格 | DTP関連の資格があると有利 |
注意点 | 仕事によっては、事務や雑務が中心となることもある |
仕事内容
出版社のバイトは、書店との受注交渉などを行う営業、編集作業を中心とした企画・制作、印刷会社などの選定といった制作コストの管理を行う制作・管理といった仕事がありますが、ここでは、企画・制作の仕事を中心に説明します。
企画・制作の仕事は大きく二つに分けることが出来ます。本や雑誌の編集の仕事と電話対応や書類の整理・作成といった事務系の仕事です。なお、事務系の仕事については一般事務のアルバイトをご覧ください。
編集の仕事は、原稿やフィルムをチェックしたり、DTPと呼ばれる技術を使った編集を行う作業です。
必要な資格について
絶対に必要な資格というものはありませんが、以下で紹介するDTPエキスパートを所持していると採用面でやや有利となります。
DTPエキスパート
製版印刷の基礎知識とDTPの知識、コンピュータの知識を体系立てたカリキュラムをクリアしたことの証となる資格です。試験は年2回、3月と8月に実施されます。
DTPエキスパート認証試験の詳細はこちら。
募集形態 どんなメディアで求人募集を行っているのか?
バイトの求人募集は、アルバイト情報誌、求人サイトが中心です。事務系の仕事であればハローワークでも募集をおこなっています。なお、編集に関わる業務は、未経験者を不可としている場合も多いので注意しましょう。なお、多くの出版社が東京や大阪など都市部に集中していることもあり、地方では求人探しが困難です。