コンビニ店員のアルバイト
コンビニ店内での接客や品出し、清掃、発注といったお仕事。
コンビニバイトの概要
コンビニバイトの主な仕事に、レジ作業、商品の仕入れや陳列、店内の清掃、発注業務などがあります。
時給は低めに設定されているケースが多く、都道府県別の最低時給より少し高い程度です。なお、深夜時間帯(22:00〜05:00)は時給が50〜100円程度高くなります。未経験者OKや高校生可としている店舗がほとんどなので、アルバイトが初めての方にもオススメです(コンビニの中には高校生不可のお店もあります)。
また、多くのコンビニ店は24時間営業です。このため1日を8時間程度で区切ってシフトを組むことで仕事を分担しています。昼間の時間帯は都合が悪い人でも深夜・早朝の時間帯でも出来るアルバイトのひとつです。
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仕事内容(コンビニバイト)
仕事は、レジを中心とした接客業務、商品の仕入れや陳列、廃棄といった売り場管理、店内・店外の清掃、発注業務の4つに分けることができます。新人のアルバイトにどの仕事をさせるかはお店によって異なります。商品の陳列や清掃などから開始するお店もあれば、レジから覚えさせるお店もあります。
レジを中心とした接客業務
一般的に、コンビニエンスストアでは実に様々な商品を扱っています。そのためレジ業務も多岐に渡ります。主な業務に売場にある商品の清算と袋詰め、カウンターフーズの販売、タバコの販売、宅配便の手配、チケット販売、公共料金の支払いなどがあります。また、スーパーと違い、袋詰めを店員が行うことになります。
売り場管理
売り場管理の仕事は、納入された商品の検品と品出し、売り場の整理・整頓、消費期限の切れた商品の廃棄などがあります。商品の陳列状況によっても売り上げは変わってきますので、常に陳列棚に気を配っておく必要があります。
清掃業務(クレンリネス)
清掃業務のことをクレンリネスと呼びます。24時間営業のコンビニでは閉店時間に清掃することが出来ません。そのため営業時間の合間をぬってアルバイトスタッフが清掃を行う必要があります。清掃の場所は店の中に留まらず、お店の外まで行います。
発注業務
お店によっては、発注業務までをパートやアルバイトに任せないところもあります。それは、発注の成否は売上や利益に大きく影響を及ぼすためです。発注数が多すぎれば廃棄ロスが発生しますし、少なすぎれば今度は機会ロスが発生します。ただし、責任が重い仕事だけに、コンビニ業務の中でも最もおもしろいもののひとつと言えるでしょう。
ここが大変!コンビニバイト
初心者が戸惑いやすい仕事は、レジの袋詰め、タバコの販売、新聞紙の販売です。特にタバコと新聞紙の販売はコンビニ特有のものです。
レジの袋詰め
スーパーなどでレジ業務の経験が無い人や、普段スーパーなどで買い物をしない男性の高校生や大学生の場合、袋詰めに苦労するケースが多いようです。袋詰めは以下のルールに注意するようにしましょう。
- 重いものや固いものは下に、軽いもの・柔らかいものは上にして詰める。
- 温かいものと冷たいものを分ける。また、冷たいものの水滴に注意する。
- 匂いのある商品と食品は分ける。
タバコの販売
通常、コンビニでは、タバコはレジの後方に商品を置いてあります。お客さんがレジで注文したものを店員が取り出す形です。タバコを購入するお客さんは通常、銘柄で注文するので、どの銘柄がどこに置かれているかを覚えておく必要があります。また、(略称)愛称で注文するお客さんも多いので、よく使用される略称は覚えておきましょう。
銘柄 | 略称 |
---|---|
マイルドセブン | マイセン、マイセブ |
セブンスター | セッタ、セッター、ブンタ |
マールボロ | 赤マル |
マルボロライト | マル金 |
マルボロメンソール | マルメン |
フィリップモリス | PM(ピーエム) |
マイルドセブンライト | ライト |
マイルドセブンスーパーライト | スーパーライト |
マイルドセブンワン | ワン |
マイルドセブン6ミリ | 6ミリ |
新聞紙の販売
新聞紙に値段が書いてありますが、お金だけ渡して新聞紙を持っていこうとするお客さんも多いです。各新聞紙の値段も覚えておいたほうがよいでしょう。それほど複雑ではありません。(※以下は2008/11月時点のものです。値段が変更されている場合もあるので注意してください。)
新聞紙 | 朝刊 | 夕刊 | スポーツ新聞 | 競馬新聞 |
---|---|---|---|---|
値段 | 130円 | 120円 | 130円 | 410円 |
募集形態 どんなメディアで求人募集を行っているのか?
バイトの求人募集は主に、アルバイト情報誌、求人サイト、新聞紙の折り込みチラシ、店内の貼紙などで行われます。それぞれの媒体でターゲットが異なり、アルバイト情報誌や求人サイトは学生、フリーター、新聞紙の折り込みチラシは主婦や中高年の方、店内の貼紙は近所に住んでいる人、といった特徴があります。また、アルバイト情報誌や求人サイトは急募であることが多いようです。
なお、最近では短期や単発での募集もあります。これは、コンビニのお店自身ではなく派遣会社での募集です。急遽、スタッフが足りなくなったお店に対してスタッフの派遣を行っている業者があるので、そういった会社に登録することで短期でもバイトが可能となります。登録する会社によっては日払いや週払いのところもあります。
応募から面接、仕事開始までの流れ
求人への応募からアルバイトを開始するまでの流れを説明します。コンビニの場合は特に他のバイトとの違いはありません。
まずは電話で応募する
いずれの募集形態にせよ、まずは電話での応募となります。店内の貼紙を見て応募したい場合も、その場で電話番号を控えて帰宅後、電話した方がよいでしょう。
電話は相手の忙しくない時間帯にかけることがベストと言われていますが、コンビニの場合は常に忙しいので、特に時間は気にしないという店長さんもいます。そうはいってもピーク時(通勤時間、昼食や夕食の時間帯)は避けて電話をかけるようにしましょう。電話では、面接の日時と持参するものを確認します。
履歴書持参で面接を受ける
仕事によっては、履歴書を郵送するケースもありますが、コンビニの場合は面接のときに履歴書を持参することがほとんどです。面接は通常、コンビニ店内のバックヤード(事務室)で店長との1対1で行われます。通常、足りなくなったシフトを埋めるためにスタッフを募集するので、自分の働きたい時間とお店側でシフトに入って欲しい時間とが一致することが最大の採用条件となります。
その場で採用が決まるか、それとも後日連絡するかは、お店の店長さんによって異なります。後日連絡するからと言って不採用の可能性が高いということはありません。
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