「接客」と「非接客」 ディズニーランドのアルバイト
東京ディズニーリゾートでは、スタッフはアルバイトも含めて「キャスト(役者)」と呼び、お客さんのことを「ゲスト」と呼んでいます。キャスト(アルバイト)の仕事は、「接客」、「非接客」、「専門職」と分かれています。
他のアルバイトと比べても待遇は優れています。社会保険が完備されているのはもちろんのこと、時給も高め(1000〜1300円)で、ボーナス・昇給制度、社員登用制度なども整備されています。
また、アルバイトスタッフにはいくつかの特典があります。東京ディズニーランド・東京ディズニーシーで利用できる優待パスボートの配布、キャスト専用の施設(従業員食堂やショップ、コンビニ)の利用、その他オリジナルイベントや表彰制度など様々なものが用意されています。
勤務形態は、週5日勤務のタイプと週2〜4日勤務のタイプとがあります。週2〜4日タイプの中には土日のみ勤務という形態もあります。
さらに研修制度が非常にしっかりしている点も見逃せません。研修では、接客の基本となる挨拶や姿勢の他にディズニーの歴史やウォルトディズニーの思想、経営方針といったことまで学びます。
なお、基本的にゴールデンウィークや年末年始、夏休みなど長期休暇の時期にはアルバイトスタッフが休みを取ることは難しいので注意しましょう。
仕事内容
東京ディズニーランドのアルバイトは、テーマパーク内でお客さんの対応を行う「接客」、パークの裏方として活躍する「非接客」、そして「専門職」と呼ばれる応急処置を行う看護師の仕事があります。ここでは、「接客」と「非接客」について詳しく見ていきます。
接客
「接客」の仕事は、アトラクションやパレードの誘導・案内、ショップや飲食店での接客、チケットの販売・確認などがあります。また、通常のアルバイトでは接客に分類されることの少ない清掃や警備、駐車場の誘導などの仕事もディズニーランドでは接客に分類されています。また、清掃スタッフと言えどもお客さんからの要望に答えるために写真撮影や道案内なども対応する必要があります。
非接客
「非接客」とは、お客さんの前には現れないまさに裏方の存在です。キッチンでの調理や調理補助、洗い場の仕事、事務所内での一般事務の仕事、商品の在庫管理や配送・配達、コスチュームの修繕や制作など実に様々な仕事があります。