募集情報「治験モニター」

ボランティアとしての参加が大前提となっており、治験は厳密にはアルバイトではありません。

臨床試験「治験モニター」

挿絵(治験の薬)

治療試験の略称のことで販売前の医薬品(新薬)や特定保健用食品、化粧品などの臨床試験を行って、その効能をチェックするために行われます。試験の結果は厚生労働省に送られて、販売許可の申請に役に立つことになります。

まず、治験はバイトではないという点を認識しておく必要があります。あくまでボランティアとしての参加が基本で、その参加のための負担を軽減する目的で協力費がもらえるシステムになっています。協力費のことは、謝礼金や負担軽減費などとも呼ばれます。

アルバイトではないという点を踏まえると、”治験バイト募集”、”高額報酬の治験モニター”といった文言の入った情報は注意が必要です。また、モニターへの登録費用は通常無料となっています。登録するために費用が必要な業者も注意しましょう。

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【作業内容】治験ってどんなことをするの?

なお、治験についてはWikipediaに詳しい説明があります。

Wikipedia 治験

治験(ちけん)とは、薬事法第2条第16項の定義からすれば「医薬品・医療機器等の製造販売についての厚生労働大臣の承認を受けるために申請時に添付すべき資料のうち、臨床試験の試験成績に関する資料の収集を目的とする試験の実施」というのが本来の意味である。しかし、実際には「医薬品もしくは医療機器の製造販売承認を得るために行われる臨床試験」自体を指す言葉として用いられており、ここでもこの意味で解説する。

モニター募集には対象となる薬によって、様々な条件があります。性別(男性・女性)、年齢(未成年者、20~40歳、65歳以上など)の他にも健康状態に関する条件も課せられることがあります。女性のみを対象にしたもの、健常者を対象にしたもの、高血圧の方、気管支喘息を持っている方、血糖値が高い方など様々です。

一般的な治験の流れ

  1. モニターや治験を取り扱っている業者に登録(無料)をします。
  2. 登録後、応募条件などから自分に適したものに応募をします。
  3. 試験に適した健康状態であるかを調べるために健康診断を受けます(費用自己負担ではない)。
  4. 医師から使用する薬や試験内容についての説明がなされます。治験の危険性、安全性についてしっかりと確認しておきましょう。この時点で参加を見合わせることも可能です。
  5. 対象となる医薬品を投与して経過を見守ります。定期的に医師の診断が必要なケースもあります。
  6. モニターの期間が終了すれば協力費が支払われます。

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ちょっと変わったバイトのまとめ

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