工場で出来る深夜・早朝の求人情報

深夜時間と割増手当について

午後10時から早朝の午前5時までの時間帯を深夜時間帯と呼び、この時間帯に働いた場合には割増賃金として深夜手当が支給されます。深夜手当は通常の給与の25%以上と労働基準法で定められています。

ですので、日勤に比べて夜勤は時給が高めです。単純計算で日勤の時給が1,000円のお仕事であれば夜勤の時給は1,250円以上となります。工場のお仕事の場合、仕事内容によって給与はまちまちですが、時給1,500円以上の求人も珍しくないでしょう。

2交替制と3交替制

24時間で稼働している工場で働く場合の勤務体制には２交替制と３交替制のシフトがあります。２交替制は1日10時間（休憩2時間）程度、３交替制は1日8時間（休憩1時間）程度の労働時間です。

3交替制は8時間労働のため1週間で4～5日ぐらいの勤務が一般的ですが、2交替制は1日当たりの仕事の時間が長い分、勤務日数は少なくなります。どちらが楽ということは無いのですが、やはり２交替制の方が1日の勤務時間が長い分、体力的にはきつい面もあるでしょう。

どちらの勤務体制を採用しているかは工場によってまちまちです。中には両方の勤務体制を採用して労働者が好きな方を選べるような工場もあります。

夜間の勤務時間帯は、20:00～翌7:00、22:00～翌6:00、0:00～8:00など様々です。

深夜業のメリットとデメリット

深夜・早朝に働くことの最大のメリットと言えるのはやはり給与でしょう。10:00～翌5:00までは割増賃金となるため日勤よりも時給は高くなります。何かしらの事情で夜間にしか働けないという人はもちろんですが、とにかく稼ぎたいという人にもおすすめです。

一方デメリットは体調管理が難しくなる点です。昼間に睡眠をとって夜に働くというライフスタイルは慣れたとしても生活のリズムは狂ってしまいます。夜勤のみで長期間働くことは難しいかもしれません。

夜勤と日勤の仕事内容の違い

例えば、コンビニバイトやファーストフード店のアルバイトの場合、昼間と夜間では仕事内容が若干変わってきます。夜間は通常スタッフの数が少なくなるので日勤の時は違った対応が求められるでしょう。

一方、24時間稼働の工場は昼間も夜間も同じ製造工程を繰り返すだけなので、工場バイトでは日勤と夜勤において仕事の内容に違いはほとんど見られません。夜勤だけ出荷に関わる作業がある、といったケースもありますが、ほとんど同じと考えていいでしょう。

自動車工場や食品工場、印刷工場など

夜間も稼働している工場としては、自動車工場、食品工場（コンビニ弁当、お菓子、パン、ケーキなど）、印刷工場が特に多い印象です。自動車の製造・組立、自動車部品の仕分けや検品、野菜のカットや弁当・惣菜の盛り付け、品物・製品の出荷業務（梱包やシール・ラベル貼り）など業務内容は様々です。

女性でも工場の夜勤で働くことは出来ますか？

女性でも深夜・早朝の時間に働くことは可能です。実際に工場の夜勤で活躍している女性スタッフもいます。但し、日勤に比べると夜勤の女性の割合はグッと低くなります。

また、女性の割合は仕事内容によって大きな違いがあります。具材のトッピングや盛付、野菜のカットといった食品工場の仕事では女性スタッフの数も多いですが、自動車や家電の製造などの仕事ではかなり少なくなります。

夜間だけでなく昼間に働くことも可能ですか？

工場のお仕事はシフト制なので、希望すれば夜勤だけでなく日勤に入ることも可能です。