一人一部屋で快適寮生活！個室・ワンルーム完備の寮求人

一般にワンルーム寮とは、1人1部屋・完全個室の寮のことを指します。稀に一つの部屋を2～3人程度で利用するルームシェアの場合もワンルーム寮と記載されていることもありますが、これは例外です。基本的には、ワンルーム寮と書かれているものについては、一つの部屋を1人で使用するタイプの寮であると考えていいでしょう。

個室寮とワンルーム寮の違いは？

明確な定義はありません。ワンルーム寮も個室寮も1人1部屋の寮を指すという点では同じですが、ワンルーム寮はマンション・アパート借り上げ型の寮、個室寮は社員寮を指すことが多いです。社員寮の場合は、部屋が個室でもトイレ・洗面が共同で風呂は大浴場、ということもあります。

但し、求人募集情報の中にば特に区別なしにワンルーム寮と個室寮という言葉を使っているケースもあるので注意しましょう。

ワンルーム寮のメリットとデメリット

メリットは何と言っても、一人で気兼ねなく生活出来る点です。寮ということで部屋を出れば周りは職場の人間ばかりですが、相部屋やルームシェアをする場合に比べればはるかにくつろげるでしょう。

デメリットは、相部屋・ルームシェアに比べるとワンルームは寮費が高くなりがちな点です。寮費無料の案件もありますが、有料の場合は留意しておいた方がいいでしょう。ただ、高いと言っても通常の賃貸物件に比べれば安上がりです。

女性は入寮OK？

マンション借り上げ型のワンルーム寮においては、多くの場合、女性でも入寮することが可能です。寮生活をしながら仕事をしている女性の割合は男性に比べると決して多くはありませんが、最近では女性でも安心して入寮出来る施設も増えているので気になる方はチェックしてみましょう。

⇒ 女性OKの寮完備の求人情報

どんな仕事が出来るのか？

ワンルーム寮の求人募集で圧倒的に多いお仕事は製造業です。工場にて、部品の組立・加工、仕分け・検品・梱包、製品の入搬出、この他、データ入力などの事務作業といった様々なお仕事があります。特に自動車工場は大手会社が運営しているということもあり、寮付き・寮完備の求人が多くなっています。

間取りについて

当然ながらそれぞれの寮で大小違いはありますが、１部屋＋トイレ・風呂場・洗面所＋キッチンといった間取りが一般的で部屋の広さは6畳程度です。

トイレ・風呂場・洗面所はユニットバスになっているところが多くなっています。求人募集のページでは寮の部屋の間取りまでは詳しく書いてあるケースは少ないので、気になる方は事前に確認してみるといいでしょう。

寮費・光熱費

寮費は無料もしくは通常の賃貸物件の相場に比べて安く利用することが出来ます。寮周辺エリアの家賃相場に比べて半額かそれ以下程度の金額なので、かなり格安と考えることが出来ます。また、寮費が有料の場合でも通常の賃貸物件のような礼金・敷金もありません。（寮費無料の求人情報についてはこちら）

ガス・水道・電気といった光熱費は、無料、一部有料（電気のみなど）、全額負担、の３つのパターンがあります。賃料が無料の寮の場合は光熱費も無料の場合が多いですね。ワンルームで一人暮らしをした場合、光熱費を全て合わせると節約した場合でも5,000円程度はかかってしまうので、バカに出来ない金額です。

設備・備品について

求人情報の中で「家具付き」や「備品付き」といった表記がある場合は、生活に必要となる基本的なものは揃っていると考えていいでしょう。家具や備品とは、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・布団・エアコンなどを指すことが多いです。この辺りは寮によっても違いが出てくるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

電子レンジは部屋に備え付きの場合もありますが、寮の共有スペースで共同利用となるところも見られます。洗濯機についても部屋には無く共用のコインランドリーを使用する場合があるでしょう。

ネット環境については、Wi-Fiもしくは光回線といった設備が整っているところが多いでしょう。

食事・食費について

ワンルーム寮は、マンション借り上げ型の建物が多いため構造上、食堂がない寮が多い傾向にあります。その代わり部屋にキッチンが付いているので自炊が可能です。逆に、社員寮・個室寮の場合は部屋にキッチンがなく自炊不可となっているところが多いのですが、食堂が付いており食費を安く抑えることが出来ます。

ワンルームや個室の寮に限りませんが、寮付きの求人情報を探す際に注意しなくてはいけない点があります。

自動車工場をはじめとした大規模工場の場合、一つの工場に対して複数の寮が設置されています。全て同じタイプの寮であればよいのですが、ワンルーム寮もあれば相部屋やシェアルームを基本した寮もあったりと統一されていないケースが多々見られます。

こういったケースでは、ワンルーム寮を希望しても定員が一杯で入れず、そこが空くまでワンルームでない別の寮を薦められます。もちろん、事前に応募や面接の段階で確認することは出来ますが、求人情報にワンルーム寮完備という記載があっても、ワンルームの寮に入れない場合もあり得るということを頭にいれておきましょう。